自衛隊の戦闘糧食のおすすめはここが一番分かる

こんにちは、自衛官の戦場での食事と言えば、戦闘糧食です。

１５歳で自衛隊に入隊して２４年間勤務させていただきました私が、自衛隊の戦闘糧食について解説させていただきます。

自衛隊の戦闘糧食のすすめはここが一番分かります

引用先：時事ドットコム

自衛官の食べる戦闘糧食はその名の通り、戦闘時の食料です。

そうなんです、戦闘糧食は自衛隊の隊員が訓練の時などに食べるものが一般的ですが、民間の企業が非常食用に販売しているものもあります。

サバゲ―をやる方には絶大な人気を誇っているようです。

自衛隊の戦闘糧食ってどんなの？

自衛隊の戦闘糧食は訓練時などに簡易に食事が取れるように、缶詰やパックされているものです。

戦闘糧食は大きく分けて2種類あります。

Ⅰ型とⅡ型の違いは、簡単にいうと缶詰かビニールで包装されているかの違いです。それぞれ紹介していきましょう。

戦闘糧食Ⅰ型

引用先：wikipedia

戦闘糧食Ⅰ型は缶詰になっています。自衛隊がⅠ型の食事を摂る時は、訓練で演習場にいるときや、災害派遣の時が多いです。現場で簡単に食事を摂る事ができるので便利であり、たくさんの自衛官の胃袋を満たしてきました。

戦闘糧食Ⅰ型の一人分

戦闘糧食は一人でどのくらい食べるの？

自衛隊では一人の隊員に1食分として配ります。訓練中の食事は唯一の楽しみですから、隊員もワクワクします。

食べ方は？

この戦闘糧食Ⅰ型は缶詰ですので、常温での長期保存が可能です。何かあった時の為に、駐屯地にはある程度の数が保存されています。

そして必要な時は、大きな窯に湯を沸かし、ボイルします。ご飯類のみボイルします。

主菜と副菜はボイルしません。主菜と副菜は常温で食べます。おいしいです。あ、美味しいものは、おいしいです。

缶詰ですので、普通の缶切りで開けて食べます。実はちっちゃい缶切りがついているんですが、この缶切りは本当にちっちゃくて、開けるのに一苦労します。気の利いた隊員は市販の缶切りを持ってきていて、自分のを開けた後はみんなに貸して回ります。

開けた後は割り箸で食べます。最近缶詰は少なくなってきたので、いつもⅡ型のパックばっかりです。缶詰の時は割り箸もってきていないが、あるあるでした。これも気の利いた隊員がたくさん割り箸もってきていて、ありがとーなんて言いながら貰います。

昔の自衛隊には箸をつけるという習慣がなかったんですね、よく考えたら怖いです。災害派遣の時に缶詰だけもらってどうやって食べろっていうんでしょうか？なくとも食べますけど、一緒に調達して配るという考えがなかったんですね。

戦闘糧食Ⅰ型おすすめランキング

戦闘糧食Ⅰ型、缶詰飯のおすすめランキング発表です。

真ん中が「とり飯」です。本当のところ、「五目めし」も同率1位にしたいです。両方に言える事なんですが、「味のついたご飯はめっちゃ美味しい」という事です。演習場で食べる、ご飯はとっても美味しいんです。

これは、質・量ともに、おつまみに最適です。隊員の中でも持ち帰り、酒の肴として食べる事が多いです。缶詰でこのクオリティーなら問題なしという感じです。

申し訳ありません、ここで紹介させていただきました、商品はなかなか市販しておりません。手に入れるのは、正規に入手する方法は難しいです。

戦闘糧食Ⅱ型

戦闘糧食Ⅱ型について紹介します。いわゆるパック飯でご飯とおかずがそれぞれ別に包装されています。味は缶詰に比べてかなり美味しくなっている、が正直な感想です。肉も美味しいものが増えました。こちらは自衛隊で食べる糧食の同等品が、市販されていますので、ランキングで発表します。

サバゲ―会場で食べれば、雰囲気倍増ですし、羨望の眼差しを受けること間違いないです。ちょっとおしゃれなレストランで食べるより、ずっとお勧めです。カレーライス、美味しくないはずがありません。そういえば、缶詰にはカレーはなかったな、なんて思ったりします。中身はカレーのルーとパックライスが入っていますので、それぞれ湯煎します。

肉の煮物はトマト味で煮るのが一番うまいです。てりやき系のたれは保存食になると、どうしても美味しくないです。こちらも中身は鶏肉のトマト煮とパックライスが入っています。湯煎して食べましょう。出かける前に湯煎して持っていけば、常温になっていても十分美味しく食べられます。

やばい見つけちゃいました、発熱剤付き。サバゲ―会場で発熱剤使ってたら、やばいです。

クールに食べましょう。美味しい、美味しいって笑顔で食べると雰囲気が台無しです。

ご飯もついているので安心です。

発熱剤だけではパック飯が温まり切れません、固くてボソボソのご飯食べることになってしまいます。

戦闘糧食のまとめ

戦闘糧食は、保存がききますのでサバゲ―だけでなく災害用の備蓄にも便利です。

いざ、災害の時何かあってからでは、もう遅いです。そんな簡単なことも私たちは忘れてしまいます。

ご家族の為にも、備えあれば憂いなしです。