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FXスワップポイント投資の落とし穴

2020年1月17日

FXスワップポイント投資の落とし穴とは?

皆さんFXをご存じですか?FXとはForeign Exchangeの略で外国為替取引のことです。国内では1998年法律改正により個人向けのFXサービスが広がりました。

意外と多いFX取引経験者

FX取引は証券会社やFX取引専門の会社(以降、FX会社)に口座を作れば誰でも取引をすることができます。パソコンやスマホを使いインターネットで気軽に取引できるので、たくさんの人が取引しています。皆さんの周りの友人や家族でも実際に取引しているひともおられるでしょう。

FXはどこの国の通貨が取引できるの?

FXで取引できる通貨の一部を紹介します

・米ドル

・ユーロ

・日本円

・豪ドル

・英ポンド

・ロシアルーブル

・人民元

扱っている通貨はFX会社により多少違いがあり、聞きなれない通貨も含め様々な通貨の取引ができます。日本のFX会社では日本円、米ドル、ユーロ3つの通貨は取引量が特に多く、この3通貨といずれかの通貨の取引が多いです。

 

FXはレバレッジで大口取引

FX取引の醍醐味はなんといってもレバレッジを活用できる事です。現在のFX取引は1万通貨を1口としての取引が多いので、普通に取引すると莫大なお金を必要とします。

その為、FX会社では米ドルと日本円での取引において、5万円程度の保証金で1万通貨の取引ができるようになっています。少額の資金で大量の通貨取引ができるので多くの利益を得ることも可能です。これが数ある投資のなかでも入りやすい理由となっているようです。

で、どれくらいお金が増減するかというと、仮に1ドル110.000円が110.001円に変わると10円得か損する金額です。

 

FX1日の振れ幅は?

皆さん1日の増減はどの程度だろうと気になると思いますので、半年ほどさかのぼって1日の相場の振れ幅を確認しました。増減の波が多い日で1円程度で、半年の間に数日ありました。これは資金1万円の増減となります。また増減の少ない日は0.1円ほどで、半年の間ではこれも数日有りました。これは資金1000円の増減となります。

 

FXのスワップポイントとは?

「最近スワップで得している」、という話を同僚や聞いた事があるという人もいるでしょう。このスワップとは2通貨間の金利差によって資金が増減する事です

例をあげると、金利の低い日本円で金利の高い米ドルを買えば、その金利差からスワップポイントが発生し、基本毎日お金が増えます。売ればスワップポイントを差し引かれます。

 

FXスワップで得る金額は?

実際にスワップポイントで得ることのできる金額はどのくらいなのでしょうか?私の取引しているSBI証券での現在のスワップポイントは

米ドル・日本円 1口(1万通貨)

買 54円

売 -57円

1年運用すると、54円×365日19710円ですので、貯金では得ることのできない大きな金額を手にする事ができます。このスワップ金利は固定されている訳ではありませんので、毎日前後することも有りますし、政策金利の変更等によって大きく変わることも有ります。またFX会社によって多少の違いがあります。

 

FXのリスクは?

投資ですので、もちろんリスクはあります。買いでも売りでも投資を始められるので、相場を読み間違えれば損してしまうけど、見事相場を読み切れば得します。

でも正直、相場を読めむことなんてできません。というのが本音でしょう。

 

FXのスワップポイントを活用して利益確保

相場が上がるか下がるかなんてどうせ分からないんだったら、スワップポイントがプラスになる取引を行えばいい。

そうすれば、運が良ければスワップポイントに相場の利益がプラスされて大きな利益が得られそうです。

仮に相場が逆に動いたとしても、スワップポイントで損も軽減できそうです。

なるほど、スワップポイントを狙った投資はなんか勝てそうな気がします。

そんな考えでスワップポイントをねらった投資を行っている人はたくさんいるようです。

 

FX スワップポイント投資の実態

ですがスワップポイントを狙った投資は思いのほか好結果ばかりではないようです。毎日のスワップポイントを大きく超える損失が膨らんでしまい、保証金を確保できなくなった結果、ロスカットされ強制的に取引終了します。それ以降FXからはすっきり足をあらった、という人がなんと多いことでしょう。

それには為替特有の性質があるからなんです。

FXの落とし穴スワップポイントは株式の配当とは違う

スワップポイントと株式の配当金とは本質的に大きな違いはあります。これが落し穴です。

株式の配当

会社の運用に応じて得た利益の一部を、配当として株主にります。配当翌日は株価が下がる傾向にありますが、次の配当日までに配当を期待する投資家の取引によって株価は回復しようとします。上場している株式会社でも配当が0という企業はたくさんありますので、配当金は企業努力の賜物といえるものです。お金を産むものといえるでしょう。

スワップポイント 

金利差によって発生するのでスワップの量は金利差に左右されます。国が努力して金利を操作することはありますが、スワップで得るお金は為替の取引相手から徴収しています。お金を移動させているだけで生産性はありません。

金利の高い通貨の末路とは(落し穴に落ちた)

皆さんご存じのように、基本的に通貨はその価値を減少していきます。健全な経済は緩やかなインフレ傾向になるものです。かつての日本円もいまより価値の高いものでした。

私の生まれる前ですが、かけそば1杯100円もしなかったものが、現在は駅そばのかけそばで300円程度です。

金利の高い通貨は急速にその価値を下げていきます。逆に金利の低い通貨はその価値の減少を緩やかなものとします。その結果、金利差のある通貨の為替相場は一定の方向に向かっていく傾向があります。

金利差が大きければ大きいほど、得ることのできるスワップポイントが大きければ大きいほど、

為替相場はマイナスの方へ傾きやすいという事になります。

 

FXスワップねらいは負債へのエスカレーター

以上の理由から、スワップポイントねらいのFX取引は

為替相場マイナス方向へのゆっくりなエスカレーターに乗っているようなものです。

もちろん緩やかなエスカレーターなのですから、陸上選手ばりに駆け上がっていくような為替相場を見つければ十分な利益を得ることができます。

という事は、逆にスワップポイントが毎日マイナスになる取引を行えば

為替相場プラス方向へのゆっくりなエスカレーターにのるため、毎日運賃を払っている。

ともいえるでしょう。

ここではっきり言っておきます。

どちらの取引がより有利という事は、ありません。

 

以上のようにスワップポイントの特質を踏まえたうえで、FX取引いただければ、皆さんも楽しいFXライフが可能ではないかと願っております。

ご拝読ありがとうございました。

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