今回の記事で理解いただける事
- 自衛官の給料日
- 自衛官のボーナス日
- 自衛官が給料日に行っている事
- 自衛官独自の貯金システム(防衛省共済組合)
自衛隊に入隊予定の人にはお金の使い方の心構えができるでしょうし、家族になる予定の人にもお金の動きなど生活の役に立つ子尾Tができるでしょう。
自衛隊の給料日は何日?ボーナスは何月?
結論から言いますが、自衛隊の給料日は毎月18日です、ボーナスは6月30日と12月10日の年2回です。
毎月の給料の振り込み日、いわゆる給料日は18日です。18日が土、日、祝日であれば前倒しの平日が給料日となります。3連休の最終日(月曜日の祝日)が18日の場合は、15日の金曜日が給料日になります。
ボーナスの振り込み日は、6月30日と、12月10日の2回で、こちらも土日や祝日の場合は前倒しでボーナスの日が早くなります。
昔は3月にもボーナスがあったのが懐かしいです。
自衛隊では給料日になにをするのか?
自衛官の給料日の18日やボーナスの日は自衛官も少し心そぞろになります。
独身の自衛官は駐屯地の中に住んでいるので給料がほぼ全額小遣いになります、こころが浮つくのもしょうがないでしょう。
ここでは自衛隊の給料日に動くお金について少し話をしたいと思います。
給料日に天引きされる貯金は利率が高い
自衛官の福利厚生である「防衛省共済組合」の貯金は利率がとっても高いです。
自衛官の最高の福利厚生の一つである「防衛省共済組合」では
- 普通預金
- 定期積立預金
- 定期預金
の3種類の貯金方法があります。この自衛官専用の貯金はとても利率がいいので紹介しておきたいと思います。
2023年現在の利率です。最近はずっと下がり気味です。
貯金の種類 | 利率 | 備考 |
普通 | 0.82% | いつでも入金出金が可能 |
定期積立 | 1.54% | 1万円以上5千円単位 |
定期 | 1.84% | 1年以上解約不可 |
正直いって民間の銀行ではありえないくらいの利率ですが、ここ数年で毎年利率は下がっています。私が入隊した時は定期貯金の年利は7%くらいあったはずです。
数年前は5%くらいあった記憶がありますが、ここ数年で防衛省の貯金も利率が下がりまくっています。自衛官もこれにはモチベーションダダ下がりでしょう。
それでも民間の銀行とは比べられないほど高い金利ですので、自衛官の皆さんはぜひ有効活用してください。
防衛省共済組合のキャッシュカードは普通の銀行のATMでは使用できません。駐屯地内にある専用のATMでのみ使用可能です。
定期積立の解約の方法
定期積立の解約の方法は2つのみ
- 共済の窓口
- ATM
ATMで1ケ月だけの解約や、増額など何でもできるので楽勝です。
この中で定期積立を利用していると、毎月給料日に天引きで定期積立の預金をすることができます。金額は1万円以上5千円単位で定期積立の金額をかえることができます。
基本1年以上の貯金で定期積立の利率が付きます。急にお金が必要になっても安心で、解約はいつでも可能です。その時には定期積立の利率ではなく、普通貯金をしていた時の利率がつくので自衛官は定期積立にしておいた方がいいでしょう。
解約は一ケ月分ごとの解約が可能です。必要になったお金をかんたんに解約できるので安心です。
共済組合のATMは銀行との互換性なし
共済組合のATMは平日しか使えません。時間も日中から夕方まで。
共済組合のキャッシュカードは他の銀行やコンビニなどのATMでは使えませんので注意が必要です。
逆に共済組合のATMも一般の銀行のカードは使えません。
共済組合と銀行のATMとキャッシュカードはそれぞれ互換性がありません。
自衛隊の自衛官は給料日にATMに群がる
駐屯地の中には銀行のATMがあります。地域によって銀行は変わりますが、間違いなくATMが設置されています。地域に密着した銀行のATMが多いですし、大きな駐屯地では複数のATMがあるのが普通です。
駐屯地のATMには給料日の昼休みや課業終了後には自衛官が行列を作ります。
給料日に慌ててお金を引き出そうとする人は健全なお金の使い方ができていない人が多いものです。
計画的なお金の使い方に心がけましょう。
自衛隊の給料日のまとめ
自衛隊の給料日は毎月18日。休みの場合はどんどん前倒しで支給されます。
振り込みは一般の銀行や信用金庫を任意に伝えればそこに振り込みしてくれます。
共済組合は自衛隊独自の貯金システムでとっても金利がいいです。普通の銀行よりも何十倍もいいので使いましょう。
ATMとキャッシュカードは一般便校と互換性がないのでご注意ください。